理学研究院で「セクハラ・アカハラ防止のための講演会」を開催 |
理学研究院では去る4月25日(火)に教職員,大学院生を対象とした「セクハラ・アカハラ防止のための講演会」を開催しました。
まず岡田 尚武研究院長から「過去2年間の大学等におけるセクハラ事例」と題し,国内の大学等で報告されたセクハラについて具体的な事例を交えて解説があり,次いでキャンパス・セクシャル・ハラスメント全国ネットワーク北海道ブロック代表である札幌学院大学社会情報学部
大國 充彦助教授より「セクハラはなぜ起こるか」と題し,講演していただきました。「教員が加害者側にならないよう心掛けるだけではなく,指導学生が被害に遭わないよう守ることが大事である」ということを主眼に,大学において発生しうるセクハラ・アカハラ行為とはどのようなものであるか,また文部科学省の規程によるセクハラ定義等,具体的かつ実践的な内容で大変得るものの多いお話をしていただき,熱心にメモを取る聴衆も見られました。
最後に学生相談室長である歯学研究科 大畑 昇教授より「北海道大学におけるセクハラ・アカハラに対する相談システム」と題し,セクハラを防ぐための心構えや学生がセクハラを受けた場合の対応について講演していただきました。孫子の兵法や論語,老子の説話などを交えたユニークなお話に会場からは笑い声も聞かれましたが,日ごろなかなか意識することの無いセクシュアル・ハラスメント,アカデミック・ハラスメント防止への取り組みについて,意識を新たにするきっかけになったことと思います。 |
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講演中の岡田尚武研究院長 |
学生相談室長 大畑昇先生 |
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キャンパス・セクシャル・ハラスメント全国ネットワーク北海道ブロック代表 大國充彦先生 |
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(理学院・理学研究院・理学部) |
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