今年で16回目となる交流事業「ホリデー イン 日高」は,7月22日(土),23日(日)の2日間,12カ国130名の外国人留学生とその家族が参加して日高町において開催されました。
この交流事業は,留学生たちが日本の伝統的な祭りを体験し,地域住民との触れ合いを通して地方の生活・文化を学び,世界各国の人々が日高で友好の輪を広げることを目的として,本学留学生センターの主催により実施しているものです。
1日目は,「出会いのつどい」に始まり,日高町内で行われる「ひだか樹魂まつり」のパレードに参加するために,「日高観光音頭」の踊りの練習を行った後,リズムに乗って町民と一緒に踊り,汗を流しました。
祭り会場となった「日高山岳ビラパーク」では,出店が軒を並べ,会場では伝統的な木遣(きや)りと山岳太鼓の共演や,よさこいソーラン祭りに参加した町民による演舞や,日高町の子供による太鼓の演奏などが披露されました。そして,その後には,本学留学生によるステージが行われ,各国の民族舞踊や歌に日高町の人が賞賛の拍手を送っていました。
1日目の最後には,沙流川の川縁(かわぶち)で花火が打ち上げられ,暗闇(くらやみ)に咲く光の花に留学生たちは歓声をあげていました。
2日目は,留学生たちは各種のゲームに参加して楽しみました。そのうち,丸太を切る速さを競う「木こりさん競争」では,不慣れなのこぎりに悪戦苦闘しながらも,このゲームを大変楽しんでいる様子でした。
また,1チーム5人で協力して丸太を運んでタイムを競う「流送レース」に5チームが参加しました。そのうちの1チームは準優勝を獲得し,疲れた様子を見せることもなく,満面の笑みを浮かべておりました。
2日目最後の「別れの集い」では,参加者を代表してエルサルバドルの留学生からこの事業を企画した関係者に対して感謝の言葉が述べられました。両日とも天候に恵まれ,日高の雄大な自然の中で繰り広げられた祭りを通して地域との交流を深め,参加者同士の友情を深めることができた2日間でした。 |
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日高観光音頭を練習する参加者 |
木こりさん競争に参加する留学生 |
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流送レースに参加する留学生 |
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(学術国際部国際企画課留学生交流室) |
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