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理学研究院で基礎科学S-cubicの発足式を実施

 理学研究院では,7月18日(火),理学部5号館大講義室に約100名が出席し,「基礎科学上級スキル人材ステーション(Superior Skill Station):基礎科学S-cubic」の発足式と利用ガイダンスを実施しました。
 このステーションは,文部科学省が平成18年度から若手研究者の育成として始めた「科学技術関係人材のキャリアパス多様化促進事業」の一環で,北海道大学と産業技術総合研究所関西センターとが連携協力して行う「基礎科学人材社会活躍推進計画」の活動推進体となるものです。
 発足式では,岡田理学研究院長のあいさつに始まり,本学を代表して佐伯理事・副学長のあいさつ,連携協力機関を代表して請川産業技術総合研究所関西センター所長のあいさつ,地元産業界を代表して大和田北海道経済連合会専務理事のあいさつがあり,皆様から本プロジェクトの発展と利用する若手研究者への熱い期待が述べられました。
 利用ガイダンスでは,プロジェクトリーダーである川端理学研究院副研究院長より事業の趣旨説明があり,メンバーの紹介の後,主要推進事業の,1.C-net,2.Advanced COSA,3.赤い糸会,4.キャリアパス意識調査 について推進委員の各教授から説明がなされました。
 参加した大学院学生,ポスドクの若手研究者は,将来のキャリアパス多様化を考える重要性を認識し,社会に貢献できる科学者,技術者をめざし決意を新たにしていました。

自身の例を参考にスキルパスの多様性を話される佐伯副学長 総合的人間の重要性を力説される請川所長
自身の例を参考にスキルパスの多様性を話される佐伯副学長 総合的人間の重要性を力説される請川所長
(理学院・理学研究院・理学部)

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