7月8日(土),農学部で本学部の学生を中心とする農業系学生団体Agees(アギーズ)の学生14名と中川昭一農林水産大臣との座談会が開催されました。
この座談会は,6月11日(日)開催のタウンミーティングin札幌(内閣府主催)で,出席していたAgeesのメンバーが,積極的に農村に出向いて農家に泊まり込み農作業等の現場に触れ,実態を知る活動をしており,そのような体験が農業への理解と大切さを深めると訴え,中川大臣がその発言に感動・共感し,学生の活動を詳しく知る機会を設けると約束され,実現したものです。
学生側からは,農業にやりがいを感じるが,新規就農は難しいとの指摘や,国は消費者と農家との距離を縮める施策をしてほしいなどの意見が出されました。
これに対し,中川大臣からは,百回聞くより,行動することが大事だ。大いに実践し,いいアイデアがあれば提案してほしい。農業を身近なものにしたいという皆さんと同じことを,札幌農学校の先輩たちが行ってきた。これからも頑張って活動してほしいとのエールが送られ,予定の時間をオーバーして熱く農業について語り合い,最後にAgeesから,中川大臣をはじめ関係者の皆様に,今日は,お忙しいところお時間を割いてお集まりいただき,本当にありがとうございましたとのお礼の一言で締めくくられました。
※【団体名】agees(アギーズ:アメリカの俗語で,「農民,農業従事者」の意)
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