総合博物館第34回企画展示「2000年
有珠山噴火〜活きる山と生きる〜」 |
総合博物館では,第34回企画展示「2000年 有珠山噴火〜活きる山と生きる〜」を7月11日(火)〜8月6日(日)まで,1階「知の統合」コーナーで開催しました。
2000年3月31日13時07分,有珠山が22年7ヶ月ぶりに噴火しましたが,事前の噴火予知によって住民の避難はすでに終わっており,噴火による犠牲者は1人もいませんでした。この舞台裏には,20〜50年の周期で噴火を繰り返し,前兆が明らかという有珠山の性格と,この地域に住み山を見守り続けた地域住民や行政・研究者たちの姿がありました。
2000年の噴火に対して,地域住民をはじめ多くの人々は何を思い,どう動いたのか,本企画展示は本学文学研究科佐々木亨ゼミのメンバーによって企画・調査・準備が行われ,その結果を写真や画像,噴火石などの実物資料と共にわかりやすく展示したものです。また,期間中「2000年有珠山噴火を振り返る〜活きる山とのつきあい方〜」と題し,本学理学研究院の岡田弘教授らの特別講演も行われました。 |
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展示の様子 |
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(総合博物館) |
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