水産学部では,7月31日(月)〜8月25日(金)の4週間にわたり,釜慶大学校の学生20名を研修生として受け入れ,韓国人研究員・留学生の協力を得て,研修プログラムを実施しました。
この企画は,本学と学術交流協定校である同大学校が韓国教育部の地方大学活性化事業対象校に選定され,同大学校学生を短期間,諸外国へ派遣し,外国語や文化等を研修させるプログラムをスタートさせたものであり,昨年度に引き続き本学部への受入れを行いました。
研修生たちは,専門基礎科目である生産システム学,水産増殖学,水産海洋学及び水産食品学並びに日本語講義(初中級・上級の2コースに分類)及び日本語演習(日本の歴史・文化を理解させる)を30コマ(1コマ120分)受講し,水産科学及び日本語の基礎を学びました。
また,8月14日(月),15日(火)には1泊2日の日程で見学旅行を実施しました。14日は,函館市内の水産科学施設を見学し,さらに大沼国定公園で道南の名所での自然と歴史を味わいました。15日は,学内の臨海施設である臼尻水産実験所において終日実験・実習に取り組みました。
当該研修期間は,一部函館港まつりの期間と重なり,研修生たちは,併せて地域の祭りを楽しむことができました。
なお,通訳やその他研修全般において,韓国からの外国人留学生や韓国人研究員の協力を得たことにより,留学生や研究員たちは,国際交流企画における自分たちの役割を再確認していました。 |
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道南の自然と親しむ研修生たち(鹿部間欠泉) |
養殖昆布を観察している研修生たち(臼尻水産実験所) |
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(水産科学院・水産科学研究院・水産学部) |
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