総合博物館第35回企画展示
「モンゴルの恐竜−大型恐竜と鳥類の進化−」 |
総合博物館では,第35回企画展示「モンゴルの恐竜−大型恐竜と鳥類の進化−」を7月22日(土)〜8月26日(土)まで,3階企画展示室で開催しました。
恐竜博士として著名な当館の小林快次助手の企画で,世界で注目を浴びているモンゴルの恐竜研究の成果を展示として一般に公開することで,モンゴル建国800周年記念と本学の創基130周年の記念すべき年を共に祝おうとの趣旨で開催されました。
企画展示はモンゴル国から発見されている恐竜化石の紹介が中心で,展示のシンボルであるタルボサウルスとサウロロフスの頭骨化石のほか,モンゴル国恐竜化石の研究成果に基づき,10メートルを超える恐竜の生態や鳥類が恐竜から進化していく軌跡を紹介しました。借用資料はすべてモンゴル国古生物学センターが所蔵しているもので,13点の恐竜標本中,9点が本物でした。
7月22日(土)のオープニングセレモニーには,中村総長にもご参加いただきテープカットが行われた後,モンゴルからの留学生によるギター演奏等が行われました。
また,開催期間中に3つの企画展示関連セミナーも開催され約2万人の市民らが訪れ,迫力十分な展示に歓声をあげていました。 |
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タルボサウルス・バタール頭部(本物) |
モノニクス・オレクラヌス(本物) |
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(総合博物館) |
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