W.S.Clark博士の曾孫(ひまご)であるStirrat Clark氏ご夫妻が,Clark博士が札幌農学校の初代教頭となってから今年で130周年となるのを機に,本学OB大園雍彦氏ご夫妻の案内により,縁の地を訪問するため4度目の来道をされました。
Clark氏は帯広市と姉妹都市(1868年〜)である米国アラスカ州スワード市の市長を務められていた方であり,今回の来道は帯広市やクラーク記念国際高校(深川市)などにも招かれていたものです。
9月29日(金)には,本学総合博物館,モデルバーンなどを藤田正一博物館長の案内のもと見学され,Clark博士や後継者の功績に深い感銘を受けられた様子で,熱心に質問をされていました。
また,総長を表敬された際には,博士の足跡などについて親しく懇談され,同席した山本玉樹研究員(本学総合博物館)からClark博士の論文集を贈呈され,大変感激していました。
当日開催された本学および北海道放送株式会社,北海道・マサチューセッツ協会主催による歓迎レセプションには,本学OBをはじめ,Clark博士に影響を受けた方々が大勢参加されました。Clark氏からは曾祖父の偉大さを再確認するとともに,道民が抱くClark博士への深い尊敬の念に感謝し,今後も日本と米国のより良い関係が続くことを願っているとのごあいさつがあり,レセプションは大盛況のうちに終了しました。
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