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生命科学院・先端生命科学研究院発足記念式典・祝賀会を開催

 4月1日に発足された,生命科学院・先端生命科学研究院の発足記念式典が,去る9月15日(金)午後4時から,京王プラザホテル札幌において約150名が出席し開催されました。
 式典は五十嵐靖之生命科学院長・先端生命科学研究院長のあいさつに始まり,中村睦男総長のあいさつ,引き続き文部科学省大臣官房審議官(高等教育局担当)の辰野裕一氏及び北海道副知事の嵐田昇氏からの祝辞があり,文部科学省辰野審議官からは,「部局の垣根を越え,企業からも広範な研究者が参画している実状を見て,この先端生命科学研究院から何かが生まれることを直感した。1920年代において量子力学を誕生させたボア教授のもとに世界中から研究者が集まってきた,コペンハーゲン精神に通ずるものを想起させた。」とのごあいさつをいただきました。その後,世界的な分子生物学者として知られる京都大学大学院生命科学研究科柳田充弘特任教授から,「北大生命科学への期待」と題して特別講演が行われ,「生命科学院・先端生命科学研究院は北大の今後数十年の発展の基礎となり,世界からも人が集まる存在になるだろう。」とのエールが送られました。
 式典終了後の同日夜には同ホテルにおいて,来賓及び本学院・研究院の職員が集い,祝賀会が盛大に催されました。祝賀会は北大オーケストラ(四重奏)による「都ぞ弥生」で出迎えられ,五十嵐靖之院長のあいさつに始まり,廣重力元北海道大学長の祝杯により祝宴となりました。
 オーケストラの柔らかな音色に耳を傾けながら和やかなムードで歓談が続いた後,経済産業省北海道経済産業局地域経済部長の森本英雄氏,北海道経済連合会会長の南山英雄氏,札幌医科大学長の今井浩三氏,その他出席者の方々からお祝いのテーブルスピーチをいただき宴も盛会となる中,最後は元北海道大学副学長の東市郎氏の乾杯により幕を閉じました。
式典であいさつ,祝辞,講演をいただいた方々 左から廣重元学長,東元副学長,今井札医大学長,中村総長,五十嵐院長
式典であいさつ,祝辞,講演をいただいた方々(左上から五十嵐院長,嵐田副知事,中村総長,辰野審議官,柳田教授) 左から廣重元学長,東元副学長,今井札医大学長,中村総長,五十嵐院長
左から南山道経済連合会会長,中村総長,今井札医大学長 オーケストラをバックに歓談する辰野審議官と遠藤事務局長
左から南山道経済連合会会長,中村総長,今井札医大学長
オーケストラをバックに歓談する辰野審議官と遠藤事務局長
(生命科学院・先端生命科学研究院)

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