先端生命科学研究院で第1回未来創薬・医療イノベーションシンポジウムを開催
文部科学省の科学技術振興調整費「先端融合領域イノベーション創出拠点形成」の「未来創薬・医薬イノベーション拠点形成」事業でシンポジウムが,去る9月19日(火)午後2時から,理学部大講堂において約300名が出席し開催されました。
シンポジウムは中村睦男総長のあいさつに始まり,五十嵐靖之生命科学院長・先端生命科学研究院長のあいさつ,引き続きプロジェクトに参画する塩野義製薬株式会社及び株式会社日立製作所の研究者らが研究内容などについて講演をしました。日本生化学会長の長田重一・大阪大学大学院生命機能研究科教授から特別講演があり,2002年ノーベル生理学・医学賞を受賞したシドニー・ブレナー博士が講演,「若い異分野の人材の融合が研究を発展させる。」とのエールが送られました。
シンポジウム終了後にはファカルティハウスエンレイソウにおいて,来賓及び本学院・研究院の職員が集い,レセプションが盛大に催されました。レセプションでは,経済産業省北海道経済産業局長の深野弘行氏,塩野義製薬株式会社代表取締役会長の宮本 潔氏,株式会社日立製作所ライフサイエンス研究センター長の梅垣菊男氏のあいさつに始まり,本間研一医学研究科長の祝杯により祝宴となりました。和やかなムードで歓談が続いた後,財団法人杉野目記念会理事長 杉野目 浩氏その他出席者の方々からお祝いのテーブルスピーチをいただき宴も盛会の中,幕を閉じました。
特別講演の長田氏
特別講演のシドニー・ブレナー氏
熱心に耳を傾ける参加者
(生命科学院・先端生命科学研究院)