北方生物圏フィールド科学センターでは,9月3日(日)に第3回北大農場探検ツアーを開催し,市民約20名が参加しました。今回は従来の「公開・見学」よりも「体験・食育」重視のプログラムとしました。
午前中は作物コースと畜産コースに分かれ,ジャガイモやトウキビ収穫,鶏卵取り・敷きわら等の農作業体験をし,午後には収穫物や豚肉から作ったソーセージ類をみんなで調理しました。また,やさしい食育講座「乳製品のはなし」を開講し,バター製造の実演や牛乳加工を説明した後に,市販牛乳・ロングライフ牛乳・北大での搾乳直後の牛乳を見分ける「きき牛乳」をしました。参加者からは「市販の牛乳からバターはできないのか?」「牛乳パックに書かれている成分無調整とは?」等の質問があり,毎日飲んでいる牛乳の理解を深めました。
本センター生物生産研究農場は作物・家畜の生産からそれらの加工までの教育を実施しており,今後もこの特徴を生かした,かつ大学らしい「食育活動」を学内の関連部局や分野と協力しながら,地域貢献として実施していく予定です。 |
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イモ掘りをしている作物コース参加者 |
収穫物の試食 |
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牛を見学している家畜コース参加者 |
きき牛乳の様子 |
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(北方生物圏フィールド科学センター) |
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