スリランカ民主社会主義共和国ペラデニヤ大学と大学間交流協定を締結 |
このたび,スリランカ民主社会主義共和国ペラデニヤ大学と本学との間で,学生交流を含めた大学間交流協定が締結されました。
ペラデニヤ大学は,1921年にセイロン大学として創立されたスリランカ最古の最高学府で,教員数1,200人,学部学生数8,100人,大学院学生2,400人が在籍し,農学,芸術,歯学,工学,医学,理学,獣医学の7学部,農学,理学の2大学院研究科のほか,10研究・センターを擁するスリランカでは唯一医学部と獣医学部を備えている総合的大学です。
本学では,平成16年から獣医学研究科及び医学研究科がペラデニヤ大学を海外研究拠点として,スリランカ厚生省,農林水産省などと協力連携をとりながら,人獣感染症や津波後の影響調査などを行い,貴重な研究成果をあげるとともに,研究・教育のためのインフラ強化に努めています。
今後は,その一環として同大獣医学部内に設置した北大COE狂犬病対策室のインフラ強化やスタッフ研修,狂犬病根絶のためのCentral Province地域住民の健康行動調査,同大及びJICAとの共催による生活習慣病対策に関する国際ワークショップの開催などを通し,国際貢献に大きく寄与することが期待されます。
この協定締結により,本学の大学間交流協定は25カ国,1地域,44大学となりました。 |
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ぺラデニヤ大学Harischandra Abeygunawardena副学長(左)と本学総長署名の協定書を持参した梅村孝司獣医学研究科長 |
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(学術国際部国際企画課) |
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