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総合博物館土曜市民セミナー
「光のエネルギーでできること」

 総合博物館では11月11日(土)土曜市民セミナー「光のエネルギーでできること」を開催しました。講師は千歳科学技術大学のオラフ・カートハウス教授です。
 光はエネルギーの一種です。光エネルギーは電気や熱と言った様々なエネルギーと変換できますが,化学反応を起こすきっかけにもなります。本セミナーでは,「フォトクロミズム(光色性とも言い,光により可逆的に色が付く現象)」に焦点をあて,光を当てると進行し,熱を加えると元に戻る化学反応実験を行いました。この反応は,光によりデータを蓄える「光メモリ」や,光や電気のスイッチとして応用される可能性を秘めており,集まった約70名の市民らは,カートハウス教授が行った実験を目の当たりにし,光の力を再認識したようでセミナーは大好評のうちに終了しました。
講演するカートハウス教授
講演するカートハウス教授
(総合博物館)

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