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クラーク会館にAED(自動体外式除細動器)設置される

 北大病院以外では初めて札幌キャンパスにAED(自動体外式除細動器)が設置されました。設置場所はクラーク会館2階ホール警備員室前で,12月26日(火)より使用可能となりました。
 25日(月)には札幌キャンパス安全衛生委員会主催で,学生支援課・キャリアセンター・保健管理センターの職員,大学生協関係者,クラーク会館警備員に取扱講習会が行われました。
 突然の心停止は様々な国で主要な死亡原因の一つとなっており,日本国内においては突然の心停止からの救命率は5%以下にすぎず,年間約2万人から3万人が亡くなっているといわれております。心停止の多くは心室細動と呼ばれるものが原因で,心臓が不規則に痙攣(けいれん)するような状態となり機能が果たせなくなります。心室細動の唯一有効な治療法は電気ショックによる除細動です。AEDは突然の心停止から命を救うための装置で,操作は音声ガイダンスにより指示され,高度な専門知識を必要とせずだれでも取り扱うことができます。
クラーク会館2階AED設置 講習会の様子
クラーク会館2階AED設置 講習会の様子
(施設部施設保全課)

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