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平成18年北大えるむ賞授与式

 「北大えるむ賞」は,平成9年11月11日北海道大学の伝統である全人教育の充実のため,学生の健全な課外活動及び社会活動等を積極的に支援し,その振興と活性化を図ることを目的として創設されたものです。北海道大学の学生を対象として,本学の課外活動の振興に功績があったもの,社会活動において優れた評価を受けたもの,自己研鑽並びに他の学生の指導などに優れた評価を受けたものなどに対し,賞状の授与と記念品の贈呈によって表彰しているもので,今回は,応募のあった8件の中から4件が北大えるむ賞に決定されたものです。
 3月13日(火)総長室において,平成18年北大えるむ賞の授与式が行われ,中村総長から,賞状の授与と記念品が贈呈されました。
 引き続き,懇談会が催され,総長から受賞者に対し,ねぎらいと激励の言葉があり,受賞者は,感激とともに,今後の活躍を誓っていました。

受賞団体(個人)と受賞理由
  医学部医学科3年 鈴 木 裕 貴
 平成18年4月4日(火)17時15分頃,警備員が経済学部前の路上で自転車乗車中に転び意識を失っている負傷者を発見,その時居合わせ,心肺停止状態に陥っている負傷者を警備員と協力し,直ちに心臓マッサージや人工呼吸の救命処置を行うなど,一連の人命救助活動を行ったことは,本学の名誉を著しく高めた。
  北大漕艇部男子舵手付きフォアクルー(COX水野寛之 農学部2年,S 倉光周平 工学部3年,3 内山弘行 工学研究科修士2年,2 尾尻和也 工学部3年,B 大熊達也 工学部4年)
 平成18年8月24日から27日に,埼玉県戸田市戸田オリンピックボートコースで開催された第33回全日本大学選手権大会において,男子舵手付きフォアの種目で優勝,全国40大学が出場し決勝に進んだ早稲田大学,中央大学,日本大学の強豪校と北大の4チームが競い,見事栄冠に輝いたことは本学の名誉を著しく高めた。
  医学部医学科6年 内田  舞
 臨床医学,基礎医学を学ぶためアメリカの大学へ短期留学し,4ヶ月でアメリカ医師国家試験に合格し,アメリカにおける日本人最年少の医師となり,留学で学んだ多くの体験を日本の報道機関などの一般誌,医学専門誌などに紹介し多くの日本人から高評価を得たことは本学の名誉を著しく高めた。
  農学部農業工学科3年 栗原  望
 2005,2006年度21歳以下のラクロスU21男子日本代表に2年連続選出され,そこで得た経験,技術などを日本ラクロス界および北海道ラクロス界の技術発展の向上に貢献したことは本学の名誉を著しく高めた。

記念撮影【中村総長(前列左)と受賞者】 記念撮影【受賞者(左から)栗原くん,大熊くん,鈴木くん,内田さん】
記念撮影【中村総長(前列左)と受賞者】 記念撮影【受賞者(左から)栗原くん,大熊くん,鈴木くん,内田さん】
表彰状授与【受賞者 北大漕艇部代表 工学部4年 大熊達也くん】
表彰状授与【受賞者 北大漕艇部代表 工学部4年 大熊達也くん】
(学務部学生支援課)

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