電子科学研究所の一般公開が大学祭に合わせて6月9日(土)に行われました。
本研究所附属ナノテクノロジー研究センターとニコンバイオイメージングセンターを含む14の研究分野が協力し,北12条建屋にて一般市民向けの展示や実演を行いました。
当日は晴天にも恵まれ,多くの市民の訪問を得ました。特に家族連れが多く,小さな子供を連れたお母さんやお父さんの姿が目立ちました。見学後のアンケートで得られた回答結果(261名)は,家族連れ(60%)が友人・知人同士(24%)を引き離して圧倒的に多かったことを示しています。男性,女性の比率は約4対6であることから,母と子の組み合わせが多いことを示唆していますが,子連れ夫婦の場合にアンケートに応じたのが主に母親だったのかも知れません。
また,一般公開を知った契機としては「家族・知人などに聞いて」(51%),「たて看板を見て」(30%)となっており,来場した人々の半数は口コミであったようです。
記帳による参加者数は789名に達し,実に多くの市民の訪問を得ることができました。
研究所の2階講堂で行なう「サイエンストーク」は,本研究所一般公開の定番になっており,今年は2名の教授による,ナノテクノロジーとカオスに関する講演を行いました。主催者側の心配をよそに,「面白かった」とのアンケート回答がほとんどであり,「もっと長く聞きたかった」,「難しい話にも関わらず説明が分かりやすかった」など,市民は興味をもって話を聞いてくれたようです。
今年は展示方法に工夫を凝らし,玄関ホールの他にエレベーター前のホールを活用して,一筆書きで全ての展示が見学できるようにしました。入場者は,まずエレベーターで5階に上がり,パンフレットに書かれた順路に従って階を下ると14の展示が全部見られる,というものです。アンケート結果では「全部・ほとんど全部見た」(40%),「半分見た」(40%)となっています。また,パンフレットや順路に関する質問では60%以上が「良い」(あまり良くないは4%以下)となり,効果はあったようです。
研究所の玄関前広場は,終日,シャボン玉遊びをする子供や家族で賑わい,また,入口に続く階段には若い人々が腰を下ろしてゆったりと休んでいる姿が印象的でした。研究所の紹介を超えて市民と一体となった1日だったと思います。 |
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| 玄関ホールでの受付 |
説明を受ける子供 |
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| サイエンストーク |
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| (電子科学研究所) |
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