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理学研究院で基礎科学S-cubic「赤い糸会(札幌)」開催

 基礎科学S-cubicは,主要4プログラムのひとつである「赤い糸会」の第4回を8月27日(月)に本学学術交流会館で開催しました。
 「赤い糸会」は,若手研究者と企業担当者の出会いの場を提供するプログラムで,参加企業のショートトークのあとに,研究者のポスターセッションが行われます。この場において,企業情報と研究者のPR情報を互いに交差させ,直接交流することで研究者は企業における活躍の場を見出すことが出来ます。この交流を通して,興味ある企業や人材が見つかれば,その場で面接し企業訪問などに発展させることも可能になっています。
 また,研究者の参加に関しては,基礎科学S-cubicより旅費の補助を行い(東京開催の場合),たくさんの研究者の方々に積極的に参加していただけるように考えられています。
 今回の赤い糸会には,研究者32名(博士課程学生24名,博士研究員8名)と企業18社2機関(39名)が参加し,直接交流を行いました。
参加研究者の終了後アンケートより
今回始めて参加したが,たくさんの企業の話が聞けてよかった。
企業側がDC学生に求める人材像について様々な情報が得られてためになったと思う。
企業の人と実際に話してみて,自分の研究テーマも社会に貢献するものになり得ることに気がついた。
 本学での開催ということもあり,研究者は時間的に余裕を持って臨むことができたようです。今後の事業に関する意見・要望も寄せられており,これらをもとに更に充実したプログラムを実施していく予定です。
挨拶をする脇田副学長 企業ショートトークを聞く参加者
挨拶をする脇田副学長 企業ショートトークを聞く参加者
研究者ポスターセッション 企業との個別の面談
研究者ポスターセッション 企業との個別の面談
(理学院・理学研究院・理学部)

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