北方生物圏フィールド科学センターで園児たちがトウモロコシもぎ体験 |
北方生物圏フィールド科学センター生物生産研究農場では,教育学研究院附属子ども発達臨床研究センターの園児約20名によるトウモロコシもぎ体験が9月4日(火)に行われました。
本センター管理棟前で担当の技術職員に元気に挨拶をした後,圃場へと向かいました。トウモロコシ畑へと向かう途中では,雨の降らない砂漠でも育つ馬鈴薯の実験畑で,土の中の馬鈴薯の様子を観察したり,小豆畑で小豆がどんな姿で実るのか見学したり,ビート畑でビートをひと株抜いてそれぞれ持って,砂糖がどうやってできるのかの説明を聞いたりして,普段口に入る食物がどんなふうに育つのか理解を深めた様子でした。
トウモロコシ畑では最初に,技術職員からトウモロコシの雄花と雌花が離れて咲くこと,トウモロコシのひげ1本がトウモロコシの実1粒につながっているなどの説明を聞いて,子どもたちだけでなく引率の保育士も感心していました。そしてトウモロコシのとり方を聞いた後,一斉にとうきび畑の畝の間に入りました。食べ頃のトウモロコシを探して,園児たちは自分の背丈よりも高いトウモロコシ畑を迷路のように進んでいきました。お目当てのトウモロコシを見つけるとあちらこちらから「先生,これとっていい?」「これ大きいよ〜!!」などと元気な声が上がっていました。
リュックに入りきらないほどのトウモロコシを前に大満足した様子の子どもたちの笑顔や,トウモロコシを沢山詰め込んだリュックの重さで後ろによろけながらおどける表情がかわいらしく印象的でした。 |
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これなんてどうかな? |
たくさんとれて,み〜んな笑顔! |
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(北方生物圏フィールド科学センター) |
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