総合博物館土曜市民セミナー「先住民族と大学…アイヌ・先住民研究センターがめざすもの」が開催される |
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講演する常本センター長
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総合博物館では8月11日(土)土曜市民セミナー「先住民族と大学…アイヌ・先住民研究センターがめざすもの」を開催しました。講師は,アイヌ・先住民研究センター長の常本照樹教授です。
本学には,アイヌ民族との長い歴史を踏まえ,多文化・多民族共生の未来を見据えて,今年の4月に「北海道大学アイヌ・先住民研究センター」が誕生しました。アイヌ・先住民研究センターには,学内の人文科学,社会科学,自然科学の研究者が集結し,総合的・学際的な新学問領域研究を推進し,北海道,さらにはアジア・北方圏地域をはじめとする国際社会への貢献を図ることを目的に活動を開始しています。
セミナーでは,常本センター長がアメリカ,オーストラリア,台湾などの多くの国々の大学に存在する先住民族に関する総合的研究と先住民族の福利の実現を目的としたセンターを先行モデルとして参照しながら,北大のアイヌ・先住民研究センターがめざすべきものを皆様と考えてみたいと語りかけ,会場に集まった市民らは常本センター長の解りやすく,丁寧な説明にうなずきながら熱心に受講していました。 |
(総合博物館) |
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