○ クラーク会館改修
本施設は,本学の創立80周年記念事業の一環として建てられ,以来全学の福利厚生施設として,多くの教職員・学生等に利用されています。
今回の改修工事は,地震に対する安全・安心を確保するため,耐震壁を増設して耐震補強を行うとともに,建築後50年を経過して老朽化した建物を補修・改善するものです。
・工事名称: |
クラーク会館改修工事 |
・構造規模: |
鉄筋コンクリート造 地上3階 延べ面積5,772平方メートル |
・完 成: |
平成20年3月 |
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○ 文学部研究棟改修
本施設は,「人間の多様で多彩な営みを対象とする学問世界を切り開いて行く教育研究」及び「人文・社会科学分野において,人間と社会に対する深い洞察に基づき,歴史と文化を統合した視点から考察しそれらを解決する教育研究」を実施するための教育・研究施設であります。これまでに国際的に高く評価される高度専門職業人を多数育成し,社会へ送り出してきました。
今回の改修工事は,建物の耐震性が低いこと,また,建築後40余年を経過し,老朽化が著しい状況にあることから,耐震補強及び老朽改善を行い,安全・安心な教育研究環境の確立を図るために行うものです。
・工事名称: |
文学部研究棟改修工事 |
・構造規模: |
鉄筋コンクリート造 地上6階(一部3階)
延べ面積6,110平方メートル |
・完 成: |
平成20年3月 |
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○ 薬学部研究棟新営
薬学部では,現在実践的に対応できる薬剤師の養成と指導力のある教員の育成が求められていることにより,平成18年度入学生から,現在の「総合薬学科」を「薬学科」と「薬科学科」の2学科に改組しました。さらに,薬学教育の6年制及び薬剤師免許受験資格制度の改正に対応するため,薬学教育プログラムの充実が図られています。
今回の新営工事は,今年度から薬科学科において実務実習や教養試験(CTB・OSCE)が義務づけられたため,これらのトライアルを実施することができる実務実習室及び情報端末室等の整備を行うものです。
・工事名称: |
薬学部研究棟新営その他工事 |
・構造規模: |
鉄骨造 地上2階 延べ面積999平方メートル |
・完 成: |
平成20年3月 |
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○ 工学部共用実験棟新営
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完成予想図(工学部共用実験棟) |
本施設は,「エネルギーと環境」及び「建築都市学」などの研究を加速するために極めて重要な施設であり,併せて,若手研究者が主体となって関連応用研究を行うスペースを確保するなど,若手研究者を支援し,卓越した研究の拠点となるものです。
また,自然エネルギーを最大限に利用するとともに,省エネルギー対策を随所に取り入れた設計になっており,ランニングコストの軽減が期待されています。
・工事名称: |
工学部共用実験棟改築工事 |
・構造規模: |
鉄筋コンクリート造り(一部鉄骨造)地上2階建
延べ面積2,336平方メートル |
・完 成: |
平成20年3月 |
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○ 工学部研究棟(P・Q・R棟)改修
本施設は,当初工学系の教員養成所として建てられ,その後社会情勢の変化により,学部施設に移行・活用されているものです。
今回の改修工事は,耐震性が低いこと及び経年劣化による老朽化が著しいことから,耐震補強及び老朽改善のための整備を行うものです。また同時に,平面計画においては,実験研究ゾーンと講義ゾーンを分離し,片廊下型平面プランへの切替えにより,大規模実験室・研究室を確保するようフレキシビリティに配慮されています。
・工事名称: |
工学部研究棟(PQR棟)改修工事 |
・構造規模: |
鉄筋コンクリート造 地上3階 延べ面積5,949平方メートル |
・完 成: |
平成20年3月 |
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○ 医系総合研究棟(北棟)増築・改修
本施設は,COE研究としての先端的生命科学や高度先端医療の教育研究分野において,遺伝子学,脳科学など医学と複合する領域の教育研究の推進を目指し,医学研究科と遺伝子病制御研究所の融合を図るものです。
今回の増築・改修工事は,耐震性が低いこと及び経年劣化が著しいことから,最上階の一部撤去による建物重量の軽減などにより,耐震性を改善するとともに,老朽化の改善を行うものです。
・工事名称: |
医系総合研究棟(北棟)増築・改修工事 |
・構造規模: |
鉄筋コンクリート造 地上5階 延べ面積7,332平方メートル |
・完 成: |
平成20年3月 |
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○ 病院給食調理施設新営
厚生労働省は,1996年に全国で多数の患者及び死者を出した「0−157腸管出血性大腸菌」による食中毒を契機に,翌年1997年3月,大量調理施設での衛生管理体制を確立するため,全国の施設に新基準を通達しました。
現在の北海道大学病院の厨房施設は,旧基準での施設・設備であることから,今回全面的に見直しを行い,新基準に適合する施設を新たに建設することにしました。
本施設の最大の特徴は,オール電化(一部蒸気使用)を採用していることであり,直接炎を使わないために空気を汚すことがなく,排熱が少ないために空調への負担も少なく(省エネ効果),安全・安心かつ作業環境に優しい施設となっています。
・工事名称: |
病院給食調理施設新営その他工事 |
・構造規模: |
鉄骨造 地上2階 地下1階 延べ面積1,710平方メートル |
・完 成: |
平成19年12月 |
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○ 北キャンパス総合研究棟5号館(電子科学研究棟)新営
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完成予想図(北キャンパス総合研究棟5号館) |
本施設は,多様な研究領域とのプロジェクト研究や学術的な交流を推進する必要があることから,オープンラボのためのスペースを確保しており,北キャンパス地区における産学官連携の中核となるものです。また,ワールドビジターセンター,ニコンイメージングセンターなど若手研究者育成のためのスペースも確保しており,COE研究などによる研究成果の創出に,大いに期待されるものとなっています。
・工事名称: |
北キャンパス総合研究棟5号館
(電子科学研究棟)新営工事 |
・構造規模: |
鉄筋コンクリート造 地上5階
延べ面積5,291平方メートル |
・完 成: |
平成20年3月 |
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○ 南新川宿舎9号棟改修(旧独身寮を留学生寄宿舎へ転用)
本学は,学生等の「国際性の涵養」に資するための教育を推進し,留学生交流を通じて開発途上国の人材養成に協力するとともに,相互の教育・研究水準の向上を目指しています。
このことから,本建物は,安全性(耐震補強による安全・安心な施設への改善),快適性(居室空間及びアメニティー空間の充実),交流スペース(談話室の整備)を充実するという方針に基づき改修を行い,快適な生活を送るための環境を提供するものであり,ひいては優秀な留学生受け入れに寄与するものとなっています。
・工事名称: |
南新川宿舎9号棟改修工事 |
・構造規模: |
鉄筋コンクリート造り 地上5階 延べ面積2,285平方メートル |
・完 成: |
平成19年11月 |
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(施設部施設整備課) |
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