早月山
(630m)―洞爺少年自然の家コース―
9月29日(土) 参加人数23名
早月山は洞爺湖町(旧洞爺村)にあり,洞爺湖畔の山裾に登山口があります。建築中の別荘の横からさりげなく登山道が始まっていました。しっとりとした落葉松林をぬけて少し登るともう「見晴らし台」です。足もとの道は昨日の雨で濡れていましたが,天気は申し分のない青空です。「小鳥の水場」と書かれたわき水は冷たく,登るにつれて空気も透明になって,やがて明るい草原が広がりました。登山道の両側でススキがかすかに揺れ,(ここでお月見をしたら最高だね)という声があがります。ここから頂上へは,あと一息です。先発隊はスピードが早すぎて,頂上への分岐を通り過ぎて先へと行ってしまうハプニングもありましたが,やがて無事に一同が頂上に揃いました。陽を浴びて眩しいくらいに輝く湖面も,手が届きそうな程近く感じられ,遥か遠く道南の駒ヶ岳も見えています。OB会員が持参した旬のきのこ(ぼりぼり)の味噌汁が振る舞われ,あっという間にお鍋が空になりました。湖をはさんでちょうど真正面にそびえ建つザ・ウィンザーホテル洞爺を見ながら下山した後は,いこいの家という温泉に立ち寄りました。建物に入るとガラス越し一面にセルリアンブルーの湖が目に飛び込んで,その色の鮮やかさにすっと心が軽くなったような気がしました。温泉につかりながらも湖を眺め,一日まるごと洞爺湖満喫ツアーとなったようです。
(コースタイム 保健学科7:10-登山口10:15-山頂着12:05-山頂発13:45-登山口15:00-温泉経由-保健学科19:00)
美唄山(987m)―奈井江コース―
9月29日(土) 参加人数9名
天候に恵まれ寒さもゆるんだ早朝です。雲の彼方に大雪山を望みながら,国道を奈井江へ向かいます。JR奈井江駅の手前で国道を離れ,山懐に向かってハンドルを切ります。沢沿いを奥へさらに奥へとたどります。やがて目的の分岐点。道はさらに山奥へと消えていきますが,私たちが目指すのは山腹を登っていくもう一つの林道。チェーンで閉ざされた美唄山への林道です。ゲート横に車を止め,山頂を目指します。道はいきなりの急登です。大きな石がゴロゴロして登りにくいですが,道幅は広く車が通れるほどです。山の斜面を時計回りにトラバースしながら,徐々に高度を上げていきます。まわりにはキノコや山ブドウが豊かに実っていました。手の届かない山ブドウに出会ったときほど,ヒグマを羨ましく思ったことはありません。視線の先に美唄山と思われるピークが望めるころ,林道の終点につきます。ここが事実上の登山口です。一休みして体力を回復し,一気に山頂を目指します。色づいた木々,踏みしめる落ち葉,そこここに残った雪。大海原のように広がる樹海と,波のようにうねる山並みが,緑から黄色に移りゆく見事な紅葉のグラジェーションで染まっていました。そして山頂直下はクマザザの登りです。登り切ると視界360度の山頂。遮る物のないブルーの空間が,登山者を待っていました。芦別岳,夕張岳,真っ白に雪をかぶった十勝岳連峰…。冬の眠りが近いことを,自然の営みが語っていました。感動の後はとりたてキノコの山頂鍋が体を温めてくれました。林道ゲートに戻ると日は傾き,夕闇迫る頃でした。仕上げは美唄温泉で入浴。青の洞窟温泉で疲れを癒し帰途につきました。天候に恵まれた今年最後のハイキングでした。
(コースタイム 保健学科7:10-林道ゲート10:30-登山口12:10−山頂着13:05-山頂発14:30-登山口15:10-林道ゲート16:25−美唄温泉16:50-保健学科21:00) |