市民講座「世界はいかに地球温暖化に立ち向かうのか?」を開催 |
G8北海道洞爺湖サミットの主要課題の一つである「地球温暖化対策」への関心が高まりつつある中,本学は標記フォーラムを11月17日(土)にユビキタス協創広場「ユーカラ」(中央区大通3)にて開催しました。これは,G8サミットに先駆け9月から本学が展開しているキャンペーン「サステナビリティ・エデュケーション&リサーチ・プロモーション・マラソン」(略してサステナビリティ・マラソン)の一環として,「持続可能な開発」国際戦略本部が開催する一般市民向けの講座の第2弾です。
今回は,地球温暖化政策に係る研究成果を市民に公開すべく,大学院公共政策学教育部と共催しました。講演者として環境省環境局長の南川秀樹氏,元中国国家環境保護局副局長で現在は清華大学と北京大学の教授である張坤民氏,代替エネルギーの利用促進を行っている北海道グリーンファンドの理事長である杉山さかえ氏をお迎えすると共に,本学からは,公共政策大学院の堀口健夫准教授が,地球温暖化に係る最新の世界動向を解説しました。会場にはおよそ100人を超える市民や学生が集まり,講演後には積極的に質疑応答が交わされました。
今年度中に,3回目の市民講座開催を予定しています。連続の市民講座ならびにサステナビリティ・マラソンの取り組みを通じて,本学の「持続可能な開発」に係る研究成果を広く市民に紹介していきます。
*サステナビリティ・エデュケーション&リサーチ・プロモーション・マラソンとは,持続可能な社会づくりに向けた研究・教育を推進するために,北海道大学が本年9月に開始したキャンペーンです。G8北海道洞爺湖サミットが開催される来年7月までキャンペーンは続きます。この期間中に本学は「持続可能性/サステナビリティ」に関する国際会議や市民講座を集中的に開催することで,持続可能な社会づくりに対する世界の関心と行動を喚起していきます。 |
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会場の様子 |
堀口健夫准教授の講演の様子 |
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(「持続可能な開発」国際戦略本部・大学院公共政策学教育部) |
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