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工学研究科公開講座「応用理工学研究の最先端 〜豊かな生活を目指して〜」を開催

講義に熱心に聴き入る受講生
講義に熱心に聴き入る受講生
 工学研究科では,10月17日(水)〜11月5日(月)の毎週月曜日と水曜日の全6回にわたり,公開講座を開催しました。
 私たちは,様々な応用理工学技術の恩恵を受けて日々暮らしています。例えば,携帯電話,液晶テレビ,インターネット,医薬品,香料あるいはこれらを生産・使用するために必要なエネルギーなど,すべての生活品の中には応用理工学研究における技術の粋が集められています。今年度は,「応用理工学研究の最先端 〜豊かな生活を目指して〜」をテーマに,我々の生活を豊かにすることを目指して取り組んでいる本研究科の最先端の理工学研究トピックを毎回完結の講義形式で紹介しました。
 本講座は,29歳から75歳までの幅広い年齢層の受講生16名が,毎回熱心にノートを取りながら受講されました。特に,新しいことを学ぼうという年配の方々の姿勢は,むしろ公開講座を企画した我々の方に学ぶことが多かったように感じました。講義は,一般の方々にも分かりやすいように工夫されており,受講生に好評でした。

講義内容
 第1回 分子の世界の右手と左手
 第2回 暮らしを支える先端光技術〜光通信を中心に〜
 第3回 「かたよった光」とその応用〜サングラスから液晶テレビやロボットの目まで〜
 第4回 水素を吸う材料のお話
 第5回 原子の顔が見えたら何がわかるのか
 第6回 水の多いバイオマス廃棄物は厄介物?それとも資源?  
 
(工学研究科・工学部)

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