歯学研究科で「動物供養祭」を行う
歯学研究科では,11月29日(木)午後4時30分から歯学部会議室において,歯学教育・研究のため,過去1年間に実験に供されたサル,ウサギ及びラット等の実験動物総数1,015体の供養祭を,関係者多数が参列の下,執り行いました。
供養祭は,最初に川浪研究科長から「動物実験には十分な計画と再現性の高い研究成果を出すことが最大の供養」との挨拶があり,次いで,動物実験委員会委員長の柴田教授から,今年度から部局単位の動物実験指針から総長が統括・管理し,第三者評価の仕組みを導入した「北海道大学動物実験に関する規程」が策定されたこと,これからも適正な飼育管理の下に実験動物の犠牲を少なくし,苦痛や不安を排除した実験をすることを誓い,献身していただいた実験動物の御霊の安らかなることを願う旨「
祭文
さいもん
」が捧げられました。
最後に,参列者全員により献花が行われ,供養祭は厳粛のうちに終了しました。
挨拶する川浪研究科長
「祭文」を捧げる柴田動物実験委員会委員長
参列者
(歯学研究科・歯学部)