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「北と南から日本が変わる教育新時代」をテーマに
北大・九大合同活動報告会を開催!

 北海道大学と九州大学は昨年度に引き続き,12月12日(水)に東京都内の都市センターホテルにおいて,「北と南から日本が変わる教育新時代」をテーマに第3回目となる合同活動報告会を開催し,大学関係者や産業界,文部科学省等の官公庁から約200名の参加者がありました。
 本学の佐伯総長と脇田副学長,九州大学の梶山千里総長と山田耕路副学長が,それぞれの大学の教育理念やこの一年間の具体的成果を説明し,続いて文部科学省 久保公人大臣官房審議官から,「北大と九大には,全国のリーダーとなり引っ張ってほしい」と期待が述べられました。
 特別活動報告では,本学低温科学研究所と九州大学応用力学研究所の連携プロジェクト「東ユーラシア海陸循環圏科学(仮称)」が九州大学応用力学研究所長の今脇資郎教授から発表されました。
 また,休憩を挟んで「国際化時代の大学院教育とキャリア形成」と題したパネルディスカッションが行われました。コーディネーターに東京農工大学 小笠原正明教授,パネラー陣には富士電機ホールディングス株式会社 沢 邦彦相談役,森永製菓株式会社研究所 橋爪秀一技監,本学大学院理学研究院 川端和重教授及び九州大学産学連携センター谷川 徹教授・総長特別補佐を迎え,司会を務めた小笠原教授の巧みな進行により,パネラー4名それぞれの立場から問題提起がなされ,客席を交えた活発な討論が展開されました。
 プログラムの最後は「大学への期待(同窓会から)」と題し,北海道大学東京同窓会 數土文夫理事長(JFEホールディングス株式会社 代表取締役社長)及び九州大学東京同窓会 近藤秋男会長(全日本空輸株式会社 最高顧問)の講演が行われ,両大学への意見・期待などが述べられました。
 また会場内において,北海道大学,九州大学の特色ある大学教育の取組等を紹介したパネル展示が行われ,参加者は興味深そうに見入っていました。
 報告会終了後,交流会を開催し,参加者が和気あいあいとする雰囲気の中で交流を図りました。。
挨拶する文部科学省 久保公人大臣官房審議官 熱気に満ちた活動報告会会場
挨拶する文部科学省 久保公人大臣官房審議官 熱気に満ちた活動報告会会場
パネルディスカッション風景  
パネルディスカッション風景  
(学務部教務課)

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