「バングラデシュのサイクロン被害義援金募金」のお礼 |
昨年11月15日から,サイクロン「シーダ」により未曽有の被害にみまわれたバングラデシュの復興支援義援金の募金活動は,同国からの留学生を中心とした「北大・バングラデシュを支援する会」により11月30日から行われました。
この募金活動に際しましては,各部局にお願いし募金箱を置いていただくと共に,札幌キャンパス及びJR札幌駅においても街頭募金を行いました。
その結果,佐伯総長をはじめ多くの教職員,学生そして札幌や近郊の皆様方の暖かいご協力をいただき,75万円を超える多額の義援金を集めることができました。これもひとえに皆様方のお力添えの賜物と感謝申し上げます。
皆様よりいただきました義援金は,被災地の復興と職を失った方々の雇用確保という両面から検討した結果,バングラデシュのダッカ大学及びクルナ大学の協力を得て,主に井戸を掘る事業に使わせていただいくことといたしました。
この事業は,現地の人々の力で,ヒ素などに汚染されていない地中深くまで井戸を掘るもので,これにより我々人間が生活していく上で不可欠な「清潔な飲み水」と雇用(職)の両方を確保しようとするものです。
具体的には,ダッカの南西200km離れたタラ村など数カ所の村々に計10本の井戸を掘る計画が進んでおり,完成すれば近在の人々の生活に役立つことができます。
また,清潔な水が確保されれば,衛生面からも役立つものと期待しております。
ここに,改めまして皆様方のご協力に感謝申し上げますと共に,経過を報告させていただきます。 |
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中央食堂前にて |
JR札幌駅北口にて |
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(学術国際部国際企画課留学生交流室) |
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