12月13日(木),東京都千代田区丸の内のサピアタワーにおいて,第16回「北大フロンティア・セミナー」を開催しました。平日にもかかわらず,首都圏の企業や官庁などで活躍している北大のOBやOGの皆さんをはじめとして,約50名の方に参加いただきました。
今回の講師は,電子科学研究所の津田一郎教授で,「複雑系と多様性−基礎数学はこんなに面白い−」と題して,約一時間半に渡り講演が行われました。
津田教授は講演の中で,まず,大学における数学研究の現状と将来像として,数学と他分野との関わりを北大の活動を例に挙げ説明されました。次に,カオスという学問について,さらに,エピソード記憶と想像力の数学モデルについて,わかりやすく説明されました。
講演後も参加者から様々な質問が寄せられ,セミナー修了後に開催された懇談会においても,津田教授と参加者の間で意見交換が盛んに行われ,盛会裏に終了しました。 |
 |
 |
津田教授から「複雑系と多様性−基礎数学はこんなに面白い−」をテーマに講演 |
講演を聞き入る参加者 |
|
(学術国際部研究協力課) |
|