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HUSCAP関係教職員がマサチューセッツ,コーネル両大学を訪問

 図書館委員会学術成果発信小委員会行木孝夫委員(理学研究院)と附属図書館情報システム課員堀越邦恵,紙谷五月両氏が,12月10日(月)から12日(水)の間,マサチューセッツ大学アマースト校及びコーネル大学を訪問し,両校の学術成果コレクションの担当者と意見交換を行い,交流を深めました。
 これは,平成19年度大学間協定校交流事業の助成により,「学術成果コレクションの構築に関する情報共有事業」として実施したものです。米国は,学術成果コレクション構築の先進地域です。今回の訪問は,その米国において活発に活動している2大学の担当者と情報を交換し,本学の「北海道大学学術成果コレクションHUSCAP」の効果的な事業推進戦略を策定する際の参考とすることが目的です。
 マサチューセッツ大学では,HUSCAPの活動や関連プロジェクトを紹介するとともに,同大学のコレクション構築方針や活動内容について伺い,意見を交換しました。部局の司書との連携を深めるため,昼食をとりながら討議を行う説明会を開催しているという点が,特に印象的でした。
 併せて,図書館内にある各種の資料室や,学習スペースであるラーニング・コモンズ,カフェなどの先進的な施設を見学し,学生を重視したサービスや広報への取り組みなどについて伺いました。
 コーネル大学では,数学・統計学分野のコレクションを重点的に取り上げ,日本の紀要と学術成果コレクションの関係などについて懇談しました。
 今後は,各担当者との交流を続けるとともに,今回の成果を生かし,HUSCAPを運用する際の効果的な方策について検討を進める予定です
マサチューセッツ大学のビリングス氏(前列中央)ら担当者と コーネル大学のエーリン氏,ロッキー氏(左2名)と
マサチューセッツ大学のビリングス氏(前列中央)ら担当者と コーネル大学のエーリン氏,ロッキー氏(左2名)と
(附属図書館)

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