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北大幼児園にてクリスマスお楽しみ会を開催

 去る12月9日(日)に,教育学研究院附属子ども発達臨床研究センター内の北大幼児園にて,在籍する4,5歳の子どもたちによる発表会も兼ねたクリスマスお楽しみ会を開催しました。
 オープニングは「わらべうた」の調べにのせて,昔ながらの手遊びやびゅんびゅんごま,まりつきを披露しました。いずれも毎日の遊びの中で楽しみながら取り組み,仲間同士で認め合い励まし合って磨いてきた技です。大勢のお客さんを前にして,少し緊張した面持ちながら,どの子も落ち着いて堂々と最後まで頑張りました。続いては,みんなで力を合わせて作り上げた『おおかみと七ひきのこやぎ』の劇です。読み聞かせの絵本に魅了された子どもたちは,この物語を発表会の劇として演じることにしました。小道具や大道具も,物語の雰囲気が伝わるように,自分たちで工夫して創りました。舞台の上では,それぞれが役になりきって,お話の中のやりとりや感情を上手に表現し,会場から大きな拍手をもらいました。
 その他にも,大好きな歌を元気な声で歌い上げ,年長児は初めてのハンドベル演奏に挑戦しました。子どもたちの出番の後には,北大交響楽団のカルテットの皆さんが,すばらしい演奏によって会場の雰囲気を盛り上げて下さいました。そして最後は待望のサンタクロース登場です。高らかな鈴の音とともに大きな袋をかついで登場したサンタさんを,子どもたちは喜びいっぱいの顔で迎えました。優しいサンタさんから一人一人名前を呼ばれて素敵なプレゼントが手渡され,みんな大満足の様子でした。
 今年のクリスマスお楽しみ会も在園児のご家族の皆さん,学生・院生の皆さん,教職員,卒園児とそのご家族の参加を得て,あたたかい雰囲気のなか幕を閉じることができました。北大幼児園では,保護者や地域の方々,学生や教職員など多くの方々のご協力をいただきながら,今後も実践を基礎にした発達研究を進めていきたいと考えています。
劇「おおかみと七ひきのこやぎ」 みんなの歌声披露♪
劇「おおかみと七ひきのこやぎ」 みんなの歌声披露♪
(教育学研究院附属子ども発達臨床研究センター)

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