物質科学アジア国際連携大学院(AGS)入学式の実施 |
グローバルCOEプログラム「触媒が先導する物質科学イノベーション」が設置した,物質科学アジア国際連携大学院(以下,AGS)の入学式が,10月1日(水)午後1時から工学研究科材料化学系棟で開催されました。AGSは,北海道大学,北京大学,ソウル国立大学及び国立台湾大学が連携して行う国際教育プログラムで,この活動を通じてアジアの人材育成,ネットワークの形成及び共同研究や交流の拡充を目指すものです。授業料や生活費に対する充実した経済支援,トップクラスの選抜及び国際的指導体制を柱として化学及び物質科学分野における世界トップレベルの大学院教育を行います。
第一期生は10名(北海道大学8名,北京大学2名)で,本学に入学した8名(中国6名,インド1名,ベトナム1名)は理学院と工学研究科にそれぞれ4名ずつ配属されました。今回は12カ国(中国,韓国,台湾,バングラディシュ,フィリピン,インド,インドネシア,マレーシア,ネパール,タイ,ベトナム,日本)から35名の応募があり,書面による一次選考と現地における二次選考を経て決定されました。
入学式は,AGS運営委員長・触媒化学研究センター 高橋保教授が司会を務め,グローバルCOE拠点リーダー・工学研究科 宮浦憲夫教授による挨拶とAGSの説明に始まり,佐伯総長,三上工学研究科長及び山口理学院長から祝辞が述べられました。続いて新入生が紹介され,最後に新入生代表のYaru
Zhangさん(北京科技大学出身)が挨拶し,AGSで学ぶことへの決意を表明しました。入学式には新入生のほか,指導教員,グローバルCOE関係者,新入生サポーターなどが参列し,記念すべき第一回入学式を祝いました。
また,入学式終了後は同会場にて,高橋教授によるガイダンスが開催されたほか,夕方から入学祝賀会が開催され親睦を深めました。 |
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総長祝辞と新入生代表挨拶 |
入学式記念撮影 |
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(工学研究科・工学部) |
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