部局ニュース

動物慰霊式を挙行

●医学研究科附属動物実験施設

 医学研究科附属動物実験施設では,9月30日(火)午後4時から,平成20年度動物慰霊式を動物実験施設動物慰霊碑前において執り行いました。
 慰霊式には,動物実験施設運営委員会委員,教職員,大学院生,学部学生及び研究生等関係者約160人が参列しました。はじめに有川施設長補佐から,動物実験に供された動物たちに追悼の辞が述べられた後,本間研究科長から,動物福祉にいっそう配慮し,適正な動物実験を実施することを願う旨の挨拶がありました。
 その後,参列者全員による黙祷ならびに献花が行われ,この一年間,医学並びに生命医科学の教育,研究のために捧げられた多数の動物の霊に対して追悼の意を表しました。
 終わりに,三輪施設長から適正な動物実験実施へ向けて施設利用者のいっそうの理解,協力のお願いがあり,慰霊式を終了しました。

追悼の辞を述べる有川施設長補佐 献花する参列者
追悼の辞を述べる有川施設長補佐 献花する参列者

(医学研究科・医学部)


●獣医学研究科動物慰霊式

 獣医学研究科では,昨年9月から1年間研究・教育のために提供された動物や附属動物病院で治療の甲斐なく死亡した動物(牛・馬等の大動物,犬・猫等の中動物,モルモット・マウス等の小動物,鳥類,その他)の動物慰霊式を10月3日(金)の午前11時から,附属動物病院の北側にある畜魂碑前で執り行いました。                                
 この式典は,獣医学発展の陰に多数の動物の尊い生命が犠牲にあることを厳粛に受け止め,これらの慰霊と関係者に対して,生命への畏敬と倫理的責任感を啓発することを目的としたもので,教職員,学部・大学院学生の他,飼い主等180人が参列し,全員で動物の御霊に対して1分間の黙祷を捧げた後,梅村研究科長の式辞,参列者による献花,稲葉附属動物病院長及び堀内附属動物施設長による講話が行われ,厳粛のうちに終了いたしました。

梅村研究科長式辞 参列者による献花
梅村研究科長式辞 参列者による献花

(獣医学研究科・獣医学部)


●遺伝子病制御研究所附属動物実験施設

 遺伝子病制御研究所では,9月24日(水)午後2時から遺伝子病制御研究所セミナー室において,昨年9月からの1年間に学術研究の礎として実験に供せられた動物の御霊慰霊のため,動物慰霊式を執り行いました。
 慰霊式には研究所教職員,大学院生等が参列し,参加者全員による黙とう,研究分野等代表者による献花が行われました。この中で,上出所長から実験に供せられた動物の諸霊について追悼の辞と共に,適正な動物実験を実施するため,諸法令を遵守し動物福祉にいっそうの配慮を願う旨の挨拶がありました。最後にあらためて志田動物実験施設長から追悼の辞が述べられ,参列者全員が生命の尊厳,倫理観について深く考えつつ,厳粛のうちに慰霊式を終了しました。

上出研究所長の挨拶 志田施設長の献花
上出研究所長の挨拶 志田施設長の献花

(遺伝子病制御研究所)


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