平成20年度「質の高い大学教育推進プログラム」に採択される |
文部科学省の「質の高い大学教育推進プログラム」は, 大学設置基準等の改正等への積極的な対応を前提に,
各大学・短期大学・高等専門学校から申請された, 教育の質の向上につながる教育取組の中から特に優れたものを選定し, 広く社会に情報提供するとともに,
重点的な財政支援を行うことにより, 我が国全体としての高等教育の質保証, 国際競争力の強化に資することを目的として, 平成20年度から新たに公募が行われました。
このたび, 平成20年度開始の教育プログラムには全国の488大学等から939件の応募があり, うち148件が採択され, 本学からは「教育方法の工夫改善を主とする取組」として1件が採択されました。
申請分野 |
教育プログラムの名称 |
研究科等・専攻名・取組担当者 |
教育方法の工夫改善を主とする取組 |
博物館を舞台とした体験型全人教育の推進 |
総合博物館 資料基礎研究系
教授 高 橋 英 樹 |
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教育方法の工夫改善を主とする取組
「博物館を舞台とした体験型全人教育の推進」 |
総合博物館・資料基礎研究系 教授 高 橋 英 樹 |
本取組は, 北大総合博物館を舞台とした体験型全人教育を全学的に発展させるもので,
本学の教育目標「全人教育・実学の重視」に適合した人材養成を可能とする教育プログラムです。導入科目, ステップアップ科目, 社会体験型科目の3つのステージからなる教育システムを設定します。
導入科目においては北大エコキャンパスの教育基盤を十分に利活用し, ステップアップ科目では『パラタクソノミスト養成講座』の学生版を新たに開講します。出口にあたる社会体験型科目においては市民対象の大学博物館活動(展示やイベント)の企画・運営に学生が参加することで,
協調性と自主性, 自己評価の視点を持った学生を育て, 広い視野と社会貢献・奉仕の精神の涵養をはかることを目的とします。プログラム全体は,
大学における実物教育, 高年次における社会体験型の出口教育に対する教育ニーズを踏まえたもので, 今後の全国の博物館の教育活動に大きな波及効果をもたらすものと期待されます。 |
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(学務部教務課) |
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