10月24日(金),東京都港区の品川プリンスホテルにおいて,第1回「北大・九大合同フロンティア・セミナー」を開催しました。
当日は,雨天のため出席率が下がりましたが,首都圏の企業や官庁などで活躍している両大学のOB・OGの皆さんをはじめとして,都内の大学生など,一般参加を含め約100名の方が参加しました。
冒頭,本学岡田理事より,フロンティア・セミナーを九州大学と合同で開催することになった経緯等が説明され,続いて九州大学の村上理事より,時折冗談を交えながら北海道大学と九州大学が合同で開催する意義等の説明がありました。
講演は,本学水産科学研究院の宮下和夫教授,九州大学大学院システム情報科学研究院の古川浩准教授の順で行われました。
宮下教授は「海藻油によるメタボリックシンドローム予防」と題した講演の中で,ワカメやヒジキ,昆布等の海藻に含まれる油が,おなかの脂肪を減らしたり,血糖値を下げたりすることを発見し,メタボリックシンドロームの予防に効果があることを説明されました。
引き続き,九州大学の古川准教授が「真のユビキタス社会を実現するブロードバンド無線通信への挑戦」と題した講演の中で,弁当箱サイズの小型無線基地局を設置することにより,ブロードバンド無線通信エリアを広げることに成功した様子を,映像を用いて説明されました。
講演後も参加者から様々な質問が寄せられ盛会裏に終了しました。 |
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挨拶する岡田理事 |
挨拶する九州大学 村上理事 |
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講演中の宮下教授 |
講演中の九州大学 古川准教授 |
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司会の伴戸教授
(研究戦略室役員補佐) |
講演を聴く参加者 |
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(学術国際部研究協力課) |
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