旭川で「北海道大学工学部工学セミナー2008」を開催 |
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開会の挨拶をする三上工学部長 |
工学部ヒューマンリソース推進部では,去る10月13日(月)午前9時から旭川東高等学校にて高校生を対象にした「北海道大学工学部 工学セミナー2008」を開催し,旭川市内の高等学校(旭川東高等学校,旭川北高等学校)から約50名が参加しました。
三上工学部長の挨拶に続いて,工学研究科 馬場教授が「工学への誘い」をテーマに,工学と他の学問との違いや工学の社会への貢献について分かりやすく説明しました。
その後,2会場に分かれて「液晶がディスプレイになるまで−光を操る不思議な物質−」(講師:工学研究科 折原教授),「ロボットの開発と研究にみる機械工学のひろがり」(講師:工学研究科 小林教授),「海の波と流れと大気の物理−知的な海水浴の楽しみ方−」(講師:工学研究科 渡部准教授),「生き物の「情報」−コンピュータで生き物の世界を読み解こう−」(講師:情報科学研究科 峯田准教授)をテーマに講義が行われ,各教員から“工学の面白さ”や“行っている研究の可能性”が熱く語られました。
最後に,旭川市内の高校を卒業した高橋さん(工学研究科機械宇宙工学専攻修士課程1年)と八幡さん(工学部土木工学科4年)から参加者へ,大学入学時の不安な心理や一人暮らしについて,さらに海外留学の経験談,大学院入学準備や研究活動の状況,就職を決めるまでのエピソード,エンジニアとしての社会への貢献について,司会を担当した新堀さん(工学研究科環境循環システム専攻修士課程2年)を交えて真剣に語られました。
参加者は,約3時間半にわたる内容にも関わらず熱心に聞き入り,セミナー終了後も講師を囲んで色々と質問するなど,以前にも増して工学への興味や関心が高まったようでした。 |
(工学研究科・情報科学研究科・工学部) |
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