総合博物館土曜市民セミナー「札幌農学校の教育思想−偽と戦争への道に抗した先覚」が開催される |
総合博物館では10月11日(土)土曜市民セミナー「札幌農学校の教育思想−偽と戦争への道に抗した先覚」を開催しました。講師は総合博物館資料部研究員 山本玉樹 氏です。
セミナーでは「明治9年8月14日,札幌農学校は開校する。札幌農学校の初代プレジデントに迎えられたのは,当時現職のマサチューセッツ農科大学学長W.S.クラーク博士であった。今日,「偽と戦争への道」が喧しく伝えられるなか,クラーク博士が生きた時代は,どのような時代であったか?クラークは,其の時代の主題といかに向き合い戦ったかを述べる。そして,近代日本の教育思想の主流にはなりえなかったが,札幌農学校に発した教育思想が,人類史の中で,どのような人間を育てたか,その先覚が,時代といかに向き合い戦ってきたかを述べる。」と参加者に語りかけ,セミナーに参加した80名を超える市民らは熱心に受講していました。
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ポスター |
講演する山本研究員 |
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(総合博物館) |
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