部局ニュース

「防災訓練・防火訓練」の実施

低温科学研究所

 低温科学研究所では,10月14日(火)午後2時から,北消防署及び防災設備専門家の指導と協力を得て,自衛消防訓練を実施しました。
 当日は,実験棟1階 プロジェクト実験室1階202室から火災が発生したことを想定し,出火時の初動体制を確立するために,各行動の中心となる自衛消防隊が直ちに活動し,出火場所に対応して各職務分担の任務〈通報連絡・避難誘導・初期消火・防護措置・救護・重要書類搬出等〉を行い,被害を最小限にくい止める初動措置の訓練を実施しました。
 その後,北消防署署員から,講評があり,次のアドバイスがありました。
 ・消火に向かう場合は,消化器を1本だけではなく,複数持って行くこと。(1本で消せない時に,取りに戻らなければならない。)
 ・消火が無理な場合,現場から離れる時にドアを閉めて,煙・火が流失しないようにすること。
 ・階段を降りる際は,手摺りを利用し,転倒を防止すること。
 また,防災設備専門家の指導により,研究棟3階から避難袋を使用した避難も体験しました。
 今回の消防訓練には,職員と大学院生150余人が参加し,消防に対する訓練の重要性や日々の心構え・意識を改めて見直すことができました。
消火活動 救助袋(3階から)
消火活動 救助袋(3階から)
救助袋(地面近く)  
救助袋(地面近く)  
(低温科学研究所)

農学研究院・農学部

 農学研究院・農学部では,10月21日(火)午前11時45分,本館2階のS281分野事務室から出火したとの想定で,消防訓練を実施しました。
 今回の訓練は,改修工事がすべて完成した農学研究院・農学部本館において,仮移転で他部局に仮住まいしていた教職員・学生等も戻ってきて,構成員が全員参加できる初の訓練となり,総合訓練として,非常時における通報・連絡体制を確立するとともに,消防訓練避難の迅速な対応の向上を図るため,自衛消防隊を主体とした通報,初期消火,避難誘導を中心に行われました。
 参加した学生・教職員は緊張した雰囲気の中で本番さながらに取り組み,訓練の重要性と防災意識を改めて見直しました。
 一連の通報連絡,初期消火,避難誘導訓練終了後には,防災設備業者の方々の指導のもと,消火器による消火訓練,屋外消火栓による放水訓練,更には救助袋を使用した屋上からの避難訓練が学生の積極的な参加の中,実施されました。
 各種訓練の終了後,長澤農学副研究院長より日頃の防火に対する心構えについてお話があり,更に,札幌市北消防署係官より,今回の訓練の流れにおける火災発生時の初期消火や避難誘導等について若干の指導を受けましたが,全体的には高い評価を受け,一連の消防訓練が無事終了しました。
訓練の様子 訓練の様子
訓練の様子
(農学院・農学研究院・農学部)

高等教育機能開発総合センター,附属図書館北分館,メディア・コミュニケーション研究院,情報教育館・放送大学北海道学習センター

 高等教育機能開発総合センター,附属図書館北分館,メディア・コミュニケーション研究院,情報教育館・放送大学北海道学習センターでは10月21日(火)に札幌市北消防署の立会のもと,合同の消防訓練を実施しました。
 当日は天候にも恵まれ,午前11時45分高等教育機能開発総合センターN棟1階地学第二実験室から出火したとの想定で,出火元の高等教育機能開発総合センターの自衛消防隊を中心に,通報連絡,非常放送,初期消火,避難誘導,救護等の総合訓練を実施するとともに,隣接する附属図書館北分館,メディア・コミュニケーション研究院,情報教育館・放送大学北海道学習センターの各自衛消防隊による通報連絡,非常放送,避難誘導等の訓練を教職員・学生約1,600人が参加して実施したものです。
 毎年避難場所となる体育館前広場には放送設備を設置していますが,今年はこの設備を使用して避難者に対して消防隊各班からの報告等の実況を解説・放送しました。
 訓練終了後,札幌市北消防署の係官からは「訓練について工夫がみられ,大変にすばらしい訓練であった。」との講評を受けました。
 その後,自衛消防隊本部隊長である脇田副学長から御協力いただいた関係者への謝辞,並びに教職員・学生に対して,日頃から防火・防災に努めていただきたい旨述べられ,最後に防災設備業者の指導により,消火器の操作訓練を行い訓練のすべてを終了しました。
技術室スタッフによる初期消火 救護班による負傷者搬送の様子
技術室スタッフによる初期消火 救護班による負傷者搬送の様子
自衛消防隊本部隊長脇田副学長から北消防署指揮本部へ避難完了の報告  
自衛消防隊本部隊長脇田副学長から
北消防署指揮本部へ避難完了の報告
 
(高等教育機能開発総合センター,附属図書館北分館,メディア・コミ
ュニケーション研究院,情報教育館・放送大学北海道学習センター)

北キャンパス

 10月23日(木),創成科学研究棟,北キャンパス総合研究棟2号館及び新築後間もない5号館など,北キャンパスに所在する部局等による合同防災(防火)訓練を札幌市北消防署及び防災指導業者の協力を得て実施しました。訓練は,400名を超える教職員・学生が参加し,出火時における初期消火及び避難等,一連の防災行動の能率・統制的推進と防災意識の高揚を図ることを目的に行われました。
 今回は,北キャンパス総合研究棟2号館(次世代ポストゲノム研究センター)1階事務室から出火との想定で,出火場所については,全体への事前通知は行わずに実施しましたが,一連の訓練を教職員・学生が一体となって真剣に行動することができました。避難完了後は,消火器や消火栓の適切な操作方法を学び,防災に対する意識を一層高めることができました。
 訓練終了後,札幌市北消防署の係官から講評を受け,初期消火対応の重要性について再認識しました。また,この訓練における適切な通報,非常放送による避難誘導,連絡確認体制等について高い評価を得ました。
 最後に,参加部局を代表して触媒化学研究センター長から訓練参加者及び協力者への慰労の辞と,日ごろからの防災への心構えや協力体制について要請があり,一連の訓練を終了しました。
消火栓による放水訓練 消化器の操作訓練
消火栓による放水訓練 消化器の操作訓練
(北キャンパス合同事務部)

附属図書館

 
附属図書館では,10月28日(火)午前11時から,附属図書館3階事務室から出火したとの想定で,札幌市北消防署の協力を得て消防訓練を実施しました。
 今回は,自衛消防隊による火災発生時の通報連絡,避難誘導,初期消火等を職員,図書館利用者など約100名の参加を得て,実践さながらの訓練が行われました。また,訓練は公共政策学教育部,法学研究科,大学文書館,アイヌ・先住民研究センターの協力を得て行われました。
 また,訓練終了後には,実際に消火器(水消火器)を使用した実地訓練を行い,訓練の重要性と日常における防災意識の高揚を図ることができました。
(附属図書館)

獣医学研究科

 獣医学研究科では,10月30日(木)午前11時30分本館4階公衆衛生学第1実験室から出火したとの想定で防火訓練を実施しました。
 今回の訓練は,本研究科自衛消防隊を主体とした通報,避難誘導,初期消火,避難器具の操作方法等の訓練であり,非常時における学生,教職員等の安全確保を図ることを目的とし,約200名が参加して行われました。
 訓練は,自衛消防隊各班ごとの訓練計画に基づいた職務分担に従って行われました。
 訓練終了後に,梅村研究科長から講評が行われ,非常時及び日常の防火に対する心構え等について再確認があり,引き続き屋内消火栓からの放水による消火訓練及び斜降式救助袋による降下訓練を行い,訓練の重要性と防火意識を改めて見直しました。
放水による消火訓練 斜降式救助袋による降下訓練
放水による消火訓練
斜降式救助袋による降下訓練
(獣医学研究科・獣医学部)

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