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「小中学生のためのサケ・マス教室」を開催

 水産科学研究院では,10月26日(日),北方生物圏フィールド科学センター七飯淡水実験所(七飯町桜町)において小中学生とその保護者を対象とした体験学習教室「小中学生のためのサケ・マス教室」を開催しました。
 本教室は,独立行政法人科学技術振興機構(JST)の「平成20年度地域科学技術理解増進活動推進事業」として採択され,同機構からの経費の支援のもとに実施されたものです。
 当日は肌寒く雨が降ったりやんだりとあいにくの天気でしたが,定員を超える26名が参加しました。
 山羽悦郎教授(北方生物圏フィールド科学センター)が講師として,七飯淡水実験所やサケ・マス類についてのレクチャーを行いました。さらに顕微鏡を使っての稚魚の観察や魚の解剖を行いました。
 また,お昼休みの時間には七飯淡水実験所で飼育しているイトウの刺身の試食コーナーもあり,参加者はついさっきまで生きていた新鮮なイトウの刺身をおいしそうにほおばっていました。
 子どもたちは講師や助手の学生さんに積極的に質問しながらサケの体の構造について学び,そして採卵や解剖の際には大きな歓声をあげていました。
 食卓にもよく並ぶ身近な魚,サケ・マス類について楽しく学ぶことができた教室でした

顕微鏡を使ってサケの稚魚の観察 お昼休みにみんなでイトウの刺身の試食タイム
顕微鏡を使ってサケの稚魚の観察 お昼休みにみんなでイトウの刺身の試食タイム
サケの卵の採卵を体験 ハサミとピンセットを使ってサケの体を解剖
サケの卵の採卵を体験 ハサミとピンセットを使ってサケの体を解剖
(水産科学院・水産科学研究院・水産学部)

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