北方生物圏フィールド科学センター生物生産研究農場では，10月31日（金）午後１時から教育・研究のために供された飼育家畜の畜魂祭を，教職員，学生等関係者多数が参列のもと，旧中小家畜飼育室の前にある畜魂碑前で執り行いました。
　北方生物圏フィールド科学センター生物生産研究農場では，従来から継続的に家畜家禽を飼育しており，教育研究に積極的に利用されています。これら教育・研究のために多大な貢献をした家畜・家禽に感謝し，その御み霊たまの供養をするとともに，私たちの生命が家畜たちの尊い生命の犠牲のもとに成り立っていることを強く認識することを目的とし，毎年畜魂祭を行っています。
　はじめに中小家畜施設，酪農研究施設，畜産製造施設など各部門から今期の生産物の実績とそれに供された家畜・家禽等の数の報告があり，荒木生物生産研究農場長のあいさつの後，参列者全員で拝礼し，農場長の手で畜魂碑に御神酒が捧げられました。最後に農場長の講話が行われ，厳粛のうちに終了いたしました。