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農学研究院が訓子府町との連携協定を締結

 農学研究院(農学院・農学部)と訓子府町は,農学関連技術の発展,農村資源の活用,地域の持続的発展,科学技術・文化の振興,人的交流・人材育成などに協力して取り組むため,6月9日(火)に訓子府町役場において連携協定を締結しました。
 訓子府町と本研究院との交流は,平成4年に北海道地域農業研究所と共同で,訓子府町の農業振興計画の策定に,坂下明彦教授など農業経済学分野のスタッフが参画したことから始まりました。その後も主にタマネギの生産・流通,減農薬栽培等のフィールド調査が行われ,多数の博士論文・修士論文・卒業論文の成果が出されており,その成果を町及び農協にフィードバックしてきました。
 調印式では,菊池一春 訓子府町長,上田一郎 農学研究院長の挨拶に続き,来賓として,西川孝範 きたみらい農業協同組合代表理事組合長の挨拶があり,坂下教授からの協定内容の説明の後,協定書の調印が行われました。
 また当日,昨年10月から開始している文部科学省戦略的大学連携支援事業において,酪農学園大学・帯広畜産大学・北海道大学の3大学共同で設置している地域拠点型農学エクステンションセンターの訓子府サテライトの看板除幕式が,きたみらい農業協同組合訓子府地区事務所で行われました。
 なお,同町と当研究院との連携協定は,富良野市,栗山町,標津町及び旭川市に続き5市町目となり,ますます地域と密着した教育研究活動が期待されています。
協定書調印後,握手する菊池訓子府町長(左)と上田農学研究院長 地域拠点型農学エクステンションセンター訓子府サテライトの看板除幕式風景
協定書調印後,握手する菊池訓子府町長(左)と上田農学研究院長 地域拠点型農学エクステンションセンター
訓子府サテライトの看板除幕式風景
(農学院・農学研究院・農学部)

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