全学ニュース

外来種ドクニンジンの撤去作業を実施

 施設保全課では,7月13日(月),14日(火),恵迪の森・弓道場周辺の有毒植物ドクニンジンの抜き取り作業を博物館の高橋英樹教授指導のもと,施設保全センター職員7名等で実施しました。
 近年,外来生物の動向について話題が多く,生態系の保全が危惧されるニュースが聞かれます。構内でも植生区域が拡大し在来種を消滅させる危険な状況にあります。特に,ドクニンジン(セリ科の二年草。高さ50〜250センチ ,茎には赤い斑点があり,植物全体が臭気を放っていることが特徴です。)は,有毒植物であり,大量の摂取は危険が高く,呼吸困難に続いて麻痺や言語障害を引き起こす可能性があります。
 侵入経路は,実験等での標本廃棄が原因と考えられますので,教職員・学生の皆さん,植物標本を処分するときは安易に構内に捨てないようご協力願います。

抜き取り作業を行う施設保全センター職員等(弓道場周辺)
抜き取り作業を行う
施設保全センター職員等
(弓道場周辺)
(施設部施設保全課)

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