留学生センター主催事業「ホリデー イン 日高」は,7月25日(土),26日(日)の2日間,16カ国53名の外国人留学生とその家族が参加して開催されました。
今年で19回目となるこの交流事業は,日高町で開催される『ひだか樹魂まつり』に留学生が参加することにより,日本の伝統的なお祭りを体験し,地域の人々との交流を通して地方の生活・文化を学び,友好の輪を広げることを目的としています。 1日目は,昼過ぎに国立日高青少年自然の家に到着し,すぐに昼食を食べ,その後,「出会いのつどい」,そしてパレードで踊る「日高観光音頭」の練習をしました。今年は各留学生の理解が早く踊りのマスターが短時間ででき,踊りの師匠に大いに褒められ,いざパレードに出発ということになりましたが,雨が激しく降ってきてパレードに出るのはやむなく取り止めとなりました。
その後はお祭り会場にバスで移動し,出店を楽しんだり,ステージでの発表や「和太鼓フェスティバル」などいろいろな出し物を見学しました。 1日目の最後は,沙流川の川縁で打ち上げられる花火に歓声をあげました。
2日目は,「朝のつどい」に始まり,朝食の後に部屋の後片付けを行い,その後,再びお祭り会場で各種のゲームに参加して楽しみました。そのうち,丸太を切る速さを競う「木こりさん競争」では,不慣れなのこぎりに悪戦苦闘しましたが,賞品を勝ち取るなど善戦しました。
また,1チーム5人が300kgの丸太を運んでタイムを競う「流送レース」には,留学生チーム4チームが参加し,そのうちの2チームが3位,4位に入り,賞金を獲得しました。
最後の「別れのつどい」では,参加者を代表して中国の留学生から,この事業に参加して大変楽しかったと感想が述べられ,また,企画した関係者に感謝の言葉が述べられました。
両日とも梅雨前線や低気圧の余波を受けて雨に見舞われましたが,参加した留学生とその家族は,日高の雄大な自然の中で繰り広げられた祭りを通して地域との交流を深め,お互いに友情を深めることができた2日間でした。 |
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ステージ参加留学生の「歌」の披露 |
木こりさん競争参加の留学生 |
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流走レース参加の留学生 |
「ホリディー in日高」参加留学生 |
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(学術国際部留学交流課) |
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