部局ニュース

平成21年度文学研究科・文学部公開講座
「老い翔る−人生の達人という夢−」が終了

 文学研究科・文学部では,5月20日(水)から7月22日(水)の期間で全10回,公開講座「老い翔る―人生の達人という夢―」を開講し,20代後半から90代前半にいたる146人が受講しました。
 本講座は老いについて,どれだけ前向きに受け止め,描きうるかを専門の異なる社会学,仏教学,哲学,心理学,歴史学,芸術学,日本文学,中国文学そして宗教学を専門とする9人の講師各人に課しました。講師は老いや達人をめぐり,生き生きと高齢社会に適応している地域について,また仙人や長老,老画家,老作家などの先達の事例を挙げ,また悟りや永遠について,さらには老いてから発達する知覚などについてお話しました。
 また,講義の中での質疑とは別に,毎回の質問用紙による質問や感想等も多数寄せられました。
 最終回は,講師陣による質問の応答などにより討論がもたれました。講義終了後には,7回以上出席した129人の受講者に修了証書が授与されました。
最終回 望月研究科長挨拶
最終回 望月研究科長挨拶
(文学研究科・文学部)

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