経済学研究科会計情報専攻(会計専門職大学院)では,日本公認会計士協会北海道会の協力を得て,8月28日(金)に,人文・社会科学総合教育研究棟W103教室及びW102教室において公認会計士業界説明会を開催しました。
この説明会は,会計士業界の現場に働く方々と会計専門職大学院学生とが直接に会う機会を作り,質問や意見交換を行うことで,両者のコミュニケーションを図り,理解を深めることを目的とするものです。今年で4回目の開催であり,当日は26名の参加者となりました。
日本公認会計士協会北海道会を通じて監査法人に呼びかけを行った結果,当日は我が国の主要3監査法人(新日本,トーマツ,あずさ)の札幌事務所及び札幌の池脇会計事務所の参加を得ました。説明会では,まず米山祐司会計専門職大学院長代理による挨拶の後,森川潤一日本公認会計士協会北海道会会長による公認会計士業界の動向についての説明と上田恵一公認会計士による公認会計士の実務についての講演がありました。各監査法人からはそれぞれの法人の特徴について簡単な説明があり,その後,学生参加者はそれぞれの希望ごとに,監査法人側の参加者と質疑を行いました。
会計専門職大学院を中心とした学生参加者からは,現在の公認会計士業界の状況について理解できた,監査法人の話を一度に聞くことで各法人の業務などの特徴を比較しながら理解できた,会計専門職大学院修了者を含む本学卒業生の公認会計士の方の参加もあり多くの参考になる話が伺えた等の感想が寄せられました。 |