総合博物館では8月8日(土)土曜市民セミナー「「花の日露交流史」幕末の箱館山を見た男」を開催しました。今回のセミナーは,来年平成22年3月14日(日)から5月9日(日)の予定で開催される総合博物館企画展示「花の日露交流史」のプレセミナーとして催されたもので,講師は総合博物館 高橋英樹教授です。
セミナーでは「本展示は北大植物学の開祖宮部金吾と,幕末の箱館に渡来したロシアの植物学者マキシモヴィッチとの交流を軸に,マキシモヴィッチの助手役として日本各地の植物採集で活躍した須川長之助のエピソードも交え,日露の間で繰り広げられた植物学の交流史を描くものです。本セミナーはこの企画展示の予告編にあたるものです。」と紹介され,集まった約90名の市民は熱心に受講していました。 |