水産科学研究院では,8月16日(日),小学生を対象とした体験学習教室「小学生のためのスノーケリング教室」を開催しました。
これは,(独)科学技術振興機構(JST)が実施する「平成21年度地域の科学舎推進事業地域活動支援」に関秀司大学院水産科学研究院・教授が代表者となり申請・採択され,同機構の経費支援のもとに実施されたものです。
当日は気温も温かく波も穏やかな絶好のスノーケリング日和となり,函館近郊の小学生を中心に定員を超える21名が参加しました。
プログラムは関教授引率のもと,全て函館市臼尻町にある北方生物圏フィールド科学センター臼尻水産実験所で行いました。同実験所所長である宗原弘幸北方生物圏フィールド科学センター・准教授が講師を務め,午前中は,実施内容の紹介やスノーケリングについての講義を行った後,浅瀬で浮き身などのスノーケリングの基本技術を練習しました。そして午後からは沖へ出て,臼尻の海に棲息する魚などさまざまな生物をスノーケリングをしながら観察しました。魚がすぐ目の前を泳ぐ姿や海の中の景色に,参加者は皆驚きの声をあげ,またとびきりの笑顔を見せていました。
スノーケリングを通して,ふるさとの海をよく知り,より身近に感じることができた一日でした。 |