第88回国立大学医学部長会議が,去る10月22日(木)に札幌グランドホテルにおいて本学が当番校となり開催されました。
会議には,国立大学法人42大学の医学部長,医科大学長等が出席し,当番大学である本学 安田和則医学部長の議事進行により,政府に対する医学部入学定員増に伴う医学教育の質の維持等に関する提言「国立大学医学部長会議常置委員会からの要望書」等についての協議と,「医薬病連携」,「大学医学部の教育病院の在り方」,「教育制度・カリキュラム」及び「動物実験」に関する各委員会の検討状況について報告等があり,活発な討議が行われました。
続いて,文部科学省高等教育局医学教育課渡部康弘課長補佐から,「医師人材養成の取組」,「平成22年度文部科学省概算要求」,「大学病院の現状」等について講演があり,活発な意見交換・質疑応答が行われました。
最後に,厚生労働省に対する「新型インフルエンザワクチン(A型H1N1)に関する要望書」がまとめられ,同日報道発表が行われました。
また,会議終了後に同ホテルで開かれた懇親会では,当番校を代表して佐伯総長による挨拶が行われた後,和やかな雰囲気の中にも熱心な意見交換及び情報交換が行われました。 |