空沼岳(1251m)−万計沢コース− |
9月12日(土)参加人数13名
雨という天気予報ははずれ,1日中良いお天気となりました。市内の山だけあって8時過ぎには登山口に到着,8時20分には登り始めました。前日の雨のためか,沢の水量が多く,道はぬかるんで溶けたチョコレートのようです。ごろごろと転がった石や木の根,登山道の丸太が滑りやすいです。このような頂上までの道のりを4つに区切り,おおよそ50分ごとに3回休憩をとりながら登ります。最初の休憩は登山口と万計山荘の途中で,次に万計山荘,最後に真簾沼(ますみぬま)のほとりの計3回です。真簾沼まで約3時間の登りであり,残り1時間ほど登って,ようやく山頂です。途中には滝,万計沼,真簾沼とハイライトがたくさんあります。山の木々もまだ青く,山アジサイやシモツケ,トリカブト,その他地味な小さな花々も咲いています。手をついたり,滑りそうになったりしましたが,なんとか登ることができました。さすがに頂上は1251mの貫禄,札幌市街を見下ろすことが出来ます。周りの山々も低く見えました。赤い落ち葉,黄色い落ち葉が地面にはりつき,赤い小さな実や,ザクロのような実,紫色のビー玉のような実,そしていろいろなキノコもありました。秋の気配を感じる1日でした。
(コースタイム)保健学科7:00−登山口8:30−山頂着12:30−山頂発13:30−登山口16:00−極楽湯さっぽろやよい店16:30−保健学科18:30 |
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万計沼 |
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ワイスホルン(1046m)−スキー場コース− |
10月10日(土)参加人数16名
まだ気温も低いなか,メンバーと挨拶を交わして出発です。中山峠を経て,ニセコ花園の『ニセコワイス寶亭留』に向かいました。ホテル横の砂利道の先が駐車場です。山の斜面には食べごろの山葡萄が実っていました。少し進むとスキー場です。現在は使われていませんが,3本のリフトの真下が登山道になっています。ほぼ真っすぐについた道を登っていくと,左手にニセコ・アンヌプリとイワオヌプリが大きく見えてきます。振り返ると秀麗な羊蹄山がすそを伸ばしてそびえていました。第2リフト乗り場で小休止をして第3リフト終点に到着した時には,西の空からグレーの雲が次々と流れて始めていました。第3リフトから先は山頂までの登山道がありません。頂上まで行けないのは残念ですが,なかなかのビューポイントです。登ってきた登山道を見下ろすと,紅葉の始まった斜面の先に雄大なニセコのパノラマが広がっていました。風が出てくると,さすがに寒さが身にしみます。昼食と記念撮影を済ませると,早々に下山です。帰路は昆布温泉郷『ニセコグランドホテル』で湯に浸かりました。札幌に戻った頃にはどしゃ降りの雨でしたが,山で降られなくて本当に良かったと思います。これで今年の事業登山も無事終了です。
(コースタイム)保健学科7:00−登山口10:00−山頂着12:00−山頂発12:30−登山口14:30−昆布温泉15:00−保健学科18:00 |
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ワイスホルン山頂 |
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今年度も無事4回のハイキングを終えることができました。参加して下さった皆さん,ありがとうございました。平成22年度も4回のハイキングを計画しています。行き先と日程は次のとおりです。それぞれのハイキングが近づきましたら,ポスターを掲示して北大HPにもお知らせを掲載します。振るってご参加下さい。来年度もよろしくお願いいたします。 |
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平成22年ハイキング予定 |
1. |
迷沢山 |
(札幌) |
6月12日 |
(土) |
2. |
坊主山 |
(穂別) |
7月10日 |
(土) |
3. |
音江山 |
(深川) |
9月11日 |
(土) |
4. |
札幌岳 |
(札幌) |
10月2日 |
(土) |
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(北大山岳会) |