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上野の森で「大学サイエンスフェスタ」を開催
「北海道大学が拓く最先端科学〜北海道から世界へ,世界から北海道へ〜」

 12月11日(金)〜20日(日)の間,東京の上野公園にある国立科学博物館で北海道大学と国立科学博物館の主催で大学サイエンスフェスタを開催しました。この催しは,大学の最先端の研究をわかりやすく企画展示するもので,本学の今と4つの最先端研究のようすを,5つのゾーンを設け,それぞれのテーマを「北海道大学の今」,「地球環境の未来をつくる」,「人間の社会を作り出す心のメカニズムの解明〜文化と協力を社会生態学的観点から探る〜」,「触媒からはじまるイノベーション」,「人獣共通感染症の克服を目指して」として,パネル展示,体験実験,ゲーム,クイズなどを活用して来館者に北海道大学の最先端の研究を紹介しました。
 会場には多くの小学生・中学生,親子連れなどが訪れスタッフによる展示物の説明に熱心に聴き入っていました。また,同窓生も多く訪れ本学を懐かしんだり,今の北大の研究・教育について認識を新たにしていました。13日(日)には,本学の教員による講演会を開催しました。午前中に文学研究科の亀田達也教授の「心の社会性」,環境科学院の山中康裕准教授の「クールな科学者のホットな履歴書」,午後からは人獣共通感染症リサーチセンター長の喜田 宏教授の「鳥,ブタ,そしてパンデミックインフルエンザ」,触媒化学研究センター服部英研究推進支援教授の「触媒が拓く未来」として各講師が各テーマで実施しました。どの講演も一般市民にわかりやすく本学の最先端研究を講演するもので,とても好評でした。
 開催期間中,展示ゾーンには約14,000人,講演会には約200人のみなさんに来場いただき,北海道大学の研究・教育を知っていただく良い機会になりました。
 
展示ゾーン(第一会場) 展示ゾーン(第一会場)
展示ゾーン(第1会場)
展示ゾーン(第二会場) 講演会会場
展示ゾーン(第2会場) 講演会会場
 
(総務部総務課)

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