経済学研究科会計情報専攻(会計専門職大学院)では,2月26日(金)に,社団法人日本内部監査協会,日本公認会計士協会北海道会ならびに札幌証券取引所との共催で,国際会計基準審議会(IASB)の理事である山田辰己氏を講師に招き,講演会を開催しました。
山田氏は,「IFRS(国際財務報告基準)の設定の現状-米国会計基準とのコンバージェンスにも触れて-」という演題で講演されました。IFRSは国際的な会計基準の統一を図るためにIASBによって設定された基準で,2010年3月期決算からわが国でも任意適用が認められます。さらに,金融庁の方針として,2015年にもすべての上場会社に適用が義務づけられる可能性があり,経済界では高い関心が寄せられているテーマです。また,会計監査を行う公認会計士や会計制度の研究者もその動向に注意を払っています。
こうした状況を反映して,週末の夕方の開催にもかかわらず,道外からの参加者を含め,150名を超える経理・監査担当者,公認会計士,さらには会計研究者や会計学を学ぶ学生が参加し,山田氏によるIFRSの動向に関する説明に熱心に聞き入っていました。
会計専門職大学院では,日本公認会計士協会北海道会などと協力して,今後もIFRSの動向や詳しい実務対応などに関する講演会,セミナーなどを開催することで,北海道地域の企業におけるIFRSへの対応に役立つ情報の提供を行っていきたいと考えています。 |