工学研究科「北大フロンティアプログラム」修了式を挙行 |
経済産業省と文部科学省が共同で実施する「アジア人財資金構想」高度専門留学生育成事業「北大フロンティアプログラム」の1期生3名が,本プログラムを修了し,去る3月24日(水)にプログラム初となる修了式を行いました。
当日は,北海道経済産業局の担当者をはじめ,工学研究科長,副研究科長,工学系教育研究センター長,修了生の指導教員,そして,これまで彼らをサポートしてきたプログラムワーキンググループメンバーや,後輩である2期生,3期生など33名が参列し,式典が催されました。
初めに,プログラムリーダーである三上工学研究科長から修了生に修了証書が授与され,続いて同研究科長から修了生にお祝いの言葉をいただきました。
次に,サブリーダーの繪内工学研究科特任教授から,修了生が2年にわたり取り組んできたこと等の紹介があり,そして最後に,修了生ひとりひとりから今後の抱負などが述べられました。
本プログラムは,高度な開発を可能にする専門能力,グローバルに活躍できる即戦力,出身国等における現地対応能力を培い,日本企業において世界を舞台に活躍できる人材の育成を目的としています。これらの能力を身につけるため,プログラム参加留学生は,通常の大学院教育に加えて,産学連携専門教育科目(7単位),ビジネス日本語・日本ビジネス教育(201時間),インターンシップ(約2週間)等を履修しますが,授業は主に休日や,平日夕方から夜にかけて行われ,原則欠席不可という厳しい条件がついています。今回,初の修了生となった3名は,それぞれの研究や実験,修士論文に取り組みながら,ほぼ100%に近い出席率と優秀な成績でプログラムを修了しました。4月からは,就職(1名),進学(2名)とそれぞれ新たなスタートを切ります。
本プログラムを通じて様々な知識や経験を得た修了生の皆さんが,今後,国際競争力あるものづくり産業を担う人材となり,日本と世界の架け橋として活躍してくれることを願ってやみません。
4月からは,新たに5名の留学生がプログラムに参加します。今後とも,本プログラムへの暖かいご支援とご協力をお願い申し上げます。 |
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三上研究科長の挨拶 |
修了式後の記念撮影 |
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(工学院・工学研究院・工学部) |
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